福祉のまちづくりへの取り組み

生活支援体制整備事業

すさみ町は少子高齢化が進んでおり、現在町民の約2人に1人が高齢者という現況です。元気な高齢者が増える一方で、一人暮らしの高齢者や高齢者夫婦のみ世帯、認知症高齢者などが増え、「ちょっとした手助け」が必要な方が増えています。「年齢を重ねても、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けたい!」このような願いは誰もがもつものです。この願いを実現するために、専門職によるサービスだけでなく、住民の方も一緒になって支え合う地域づくりが求められています。そこで地域で支え合う体制づくりを推進することを目的として、生活支援体制整備事業を実施しています。

生活支援コーディネーターの配置

支え合いの体制づくりを広げていくために生活支援コーディネーターを配置しています。別名「支え合い推進員」と言い、地域の皆さんと一緒に支え合いを推進する地域づくりの専門職です。地域に出向き、地域の中でどんな活動や支え合いがあるのかを把握し、地域活動の活性化や新たな生活支援づくりをお手伝いします。

 

具体的にはこんな活動が地域に広がることを目指します


●通いの場

地域の皆さんが気軽に集まり、体操や趣味活動、お茶飲み会などで楽しむ居場所をつくります。


●話し合いの場(協議体)

助け合いや支え合いの仕組みづくりについて、地域住民や関係機関等が一緒に話合う場をつくります。


●見守り・声かけ

地域でさりげない見守り・声かけ活動が広がることにより、信頼関係が生まれ、困りごとにきづくことができます。


●生活支援活動

ゴミ出し、電球交換、薬取りなど・・・ちょっとした困りごとをご近所で解決できる仕組みをつくります。

 

    

 

出前講座

認知症予防、認知症サポーター養成講座、介護予防、高齢者虐待防止等について地域に出向き講座を行います。

  

 

エンディングノート「自分のための、人生スケジュール」を作成しました

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エンディングノートとは 

 老い以外にも病気や事故など、もしもの時は誰にでも思いがけないタイミングで訪れます。                                                             
 このエンディングノートはそんなもしもの時に、後悔せずに済むよう、また遺される人への思いやりとしてだけでなく自身が希望する生き方等についての内容を記すためのノートです。
 
 注)エンディングノートには法的拘束力はありません。

すさみ町版エンディングノートについて

 将来、医療や介護サービスを利用するとき、人生の最期を迎えるときに備えて、治療・介護・葬儀などについて自分の希望などを記しておくことでこれからの人生をより良く送れる事を願って作成しました。
 また、本人だけでなく家族や本人を取り巻く支援者においても本人の望む方向が確認でき、どのように寄り添っていくかを確認できるきっかけになればとの思いを込めています。
 病気や認知症などもしもの時に備えて、受けたい医療や介護について元気なうちから周りの人と話し合い、自分の希望や思いを伝えられるようにしておきましょう。

   作成にあたっては「すさみ町エンディングノート作成ワーキングチーム」を立ち上げ、医療や介護の専門職、家族を看取った経験のある一般の方の協力をいただきました。

 

エンディングノート概要

 <発行>すさみ町環境保健課

 <編集>すさみ町エンディングノートワーキングチーム
     すさみ町地域包括支援センター

 <仕様>A4版 本文16ページ

 <配布場所>エンディングノート「自分のための、人生のスケジュール」はノートを普及していく為のイベントで配布しています。その他、ご希望される方は地域包括支援センターまでお電話ください。 
      
       下記からもダウンロードして使用していただくこともできます。 

                    エンディングノート_marked.pdf(2MB)  

      

  

 

お問い合わせ

地域包括支援センター
電話:0739-55-4670
ファクシミリ:0739-55-4008